「大工町米町寺町仏町老婆母買う町あらずやつばめよ」
高校生の時に友達の家で観た
独特の世界観が好きで後にDVDを買ってよく観てました。
そして今回唐突に思いました「恐山行こう…」
途中、陸奥湾に面したこの道路が果てしなく長く感じました、ついついスピードが出てしまう道です。
とにかく直線!
調度、アノ「眼圧測る」画像みたいな道が延々と続きました😵
その「眼圧ロード」を抜け、むつ市に入ると今度は箱根も真っ青なほどの急勾配急カーブの道を通りようやく恐山霊場の目の前の「宇曽利山湖」へ
宇曽利山湖(うそりやまこ)と読みます
あたりは強い硫黄の匂いが立ち込めています
そのたもとに
太鼓橋…
…こっこれは!三途の川にかかる橋!
そして「田園に死す」の中のこのシーン
白塗りの修学旅行生が渡っていた…
渡り終える頃には全員老人になっていた…あの橋です!
尚、現在は老化する危険がある為に渡れなくなっています。怖いですなぁ🤥
そんな作中に登場した橋を実際に見る。
趣きがありますね!
その宇曽利山湖の淵に沿って車で走ると
恐山のバス停があります
バス来るんだね地獄行きの…
バス停からさっきの三途の川の橋を見る
なんか独特の清潔感がありますね🤔
すぐ横には恐山の駐車場
平日なのに結構入ってます。
尚、この後、大量のジジババを乗せた観光バス4台が三途の川を越えて到着します。なんか地獄予備校って感じです🧐地獄生活のリハーサルだね!
なんか売店みたいな物もありますね🤔
どんな地獄グッズが売っているのかな?
外には風車一個500円
中には
いろいろな…
恐山せんべい…まぁ確かに南部せんべいが名物だからな青森は🤔
見た目は完全に「南部せんべい」でした🤖
他にはこんな感じ
そしてお食事するとこもあるよ!
ここは蕎麦屋みたいですね。3時頃には早々と閉店してました。
駐車場の周りを囲う柵?門?
デカ地蔵達
さて太夫⭐️さんも地獄予備校に入場します!
意外と安い地獄への入場料
地獄への道は老人達が歩きやすいように緑色で舗装されていました。これから始まる壮絶な地獄生活をカモフラージュするようです。新興宗教施設の人達が満面の笑みを浮かべて迎える「それ」と同じ仕組みですね🤔
正に「地獄への道は善意で舗装されている」ですね!太夫⭐️さん実物は初めてみました🥷🏻
門をくぐります!
門から見た駐車場
一直線に伸びる道
道の横には硫黄の川が流れています。端的に超クッセーです眩暈がします。こういう演出はもうしっかり地獄ですね😵クサクサ地獄!
道の左側
右側
一番最初の門を見る
そして第二の門
門の横には風車
売店で売ってたやつだ
さて第二の目標をくぐると
正面に本殿
前方左手から恐山特有の風景が始まってるのが少し見えますね
門をくぐってすぐ右手には入り放題のお風呂
中はこんな感じ
撮影でも使われていましたね!
やっぱり長湯は出来ないみたいですね。硫黄泉はそれほど強烈なんですね🧐
そして本殿
現在の本殿は新しく建て替えられてます🧐
「田園に死す」では
「あらぁ!逃げないのぉ(津軽訛り)」のシーンで太夫⭐️さんの中では有名です
さていよいよ「田園に死す」の撮影地へ!
畳を「ガバッと開けると恐山」という映画内での演出と
共に
実際に
歩いてみましょう!
本殿横からの風景ですね
うーん
正に映画そのものの世界
「売りに行く柱時計が不意に鳴る横抱きにして枯野行く時」
この荒涼とした
世界…
あっここは!
このシーン!血の池が干上がってるけど
地形が一致してます
ここも!
などと聖地巡礼を楽しみました👻
「見るために両目を深く裂かむとす剃刀の刃に地平をうつし」
無限地獄
その仕組みはと言うと
ここに売店で購入した風車を植えます
そして売店のおばちゃんが夜に風車を収穫します
翌日、地獄予備校生(観光客)が昼に風車を買って植えます。延々この繰り返しです
これが無限地獄です😵
「恐山無限に咲くる風車」🥷🏻
硫黄の川
宇曽利山湖が見えてきました
あーこの場所
これです、間違いないです!
そして賽の河原
「田園に死す」の中では
仏壇売りのシーンです
秋田のローカルタレント
「田舎っぺい」の訛りが最高に親近感を覚えたシーンです⭐️
恐山に点在する池は以前は赤かったようです
それがだんだんと色が青みがかってきたのだと🧐
なんと不思議なことか
「濁流に捨てこし燃ゆる曼珠沙華赤きを何の生贄とせん」
宇曽山湖の水
澄んでいて綺麗ですね!多分そのまま飲めますね!ゴクゴク🤥太夫⭐️さんは3杯飲みましたよ!
なんか腹痛いな…🤖
何が原因なのか…
…
地獄にある希望の鐘…🤯
極楽浜の先には茶褐色の小山があって
その山の上から恐山の全景が見える感じです。
パノラマ感覚で見てみましょう。
駐車場から
本殿への
道のりがあって…
ご覧ください
「急いで」地獄の入り口に向かうジジババ達の群れを
早く地獄に堕ちたくてウズウズしてますよぉ🌚
そして
岩山ゾーン
谷ゾーン
浜ゾーン
山ゾーン
やっぱ一番印象に残ったものはコレ↓
「昭和18年の霊を下ろしてくださーい!」
の岩です…多分🥷🏻
恐山は9世紀頃に慈覚大師円仁が開いた曹洞宗のお寺とのこと。
もともとは恐山は宇曽利山という名称で、アイヌ語のウショロ(くぼみ)が語源だとか。
ウショロー宇曽利山(うそり)ー恐山(オソレ)
段々と元の発音が変化していって恐山となったと思われるとのこと。
いずれにせよとても古い時代から人々の知るところだった場所なんですね
あの様な特殊な場所に血の池などの特殊な地形、見るからにシュールなルックスが霊場の感覚に結びついたんですねきっと🧐多分…
もしかしたら1000年後くらいには地形も変わり
お洒落山👠(オシャレザン)と呼ばれてファッションの聖地となっているのかも知れません🥷🏻
以上 恐山聖地巡礼でした!
パート③へ↓
https://dayusan.hatenablog.com/entry/2023/05/25/193416